ヌアージでまぁまぁ人気メニューの水餃子。
天使の海老と鶏モモ肉のミンチ。
紹興酒や葱や生姜など。
慎重に仕込めば。
後は至って単純な作業。
これ。何時まで経っても終わらんやん。
てな感じで包んでおりましたが。
そや。この時間を音楽鑑賞にあてたらいんちゃう。
と最近発見して。
段取りが整うと。カウンターに腰掛けて。
音楽をセレクト。
この日はお気に入りのピアニスト。
モンティ・アレキサンダー。
お一。今の五連符は気持ちえ~な。
ここで2拍3連。あ~倍になった〜。
などと。ごきげんに包んでおります。
音楽と料理はよく似ているなぁと。
思う事がよくあって。
ジャズでよく耳にするテンションコード。
例えばC7てなコードがあった時に。
ド、ミ、ソ、シのフラットに。
なんや気持ちいい音をプラスするとグッとジャズっぽくなる訳やけども。
プラスする音でけっこう雰囲気が違ってきます。
これが料理でいうスパイスによく似てて。
僕が勝手に思ってるんやけど。
例えばこの水餃子。
スパイスは葱と生姜、白胡椒、ピーナッツ油。
普通な音。ナチュラルテンションと言うのかな。
これを。
パクチーを刻んだモノとか香辣醬、青山椒。
などと刺激を強くすると。
不協和音。オルタードテンションと言うんかなぁ。
この刺激の強いスパイス。
テンションコードに慣れると。
普通のコードでは耳が楽しくなくなるねん。
たぶんね。
料理もそうで。
ここにこのスパイス。
ここでテンションノート。
みたいに演奏してるように作れたら。
理想なんちゃうかなぁ。
と思うのです。
広東料理とジャズとお酒。
モンティ・アレキサンダーの音を包んだ。
水餃子。
召し上がってみてくださいませ。



